Short Story · Single Volume
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読む・出会う・楽しむを一冊で。
Fairy Tale · A2
「娘はわらを金に紡げる」――粉屋の見栄から王様の部屋に閉じ込められた娘を、不思議な小人が助けてくれる。けれども三度目の代わりに求められたのは、生まれてくる最初の子どもだった。名前当てが鍵になるグリム童話。
About this story
LITIMで読めるのは、『カエルの王さま』と同じ1823年のエドガー・テイラーによる英訳版です。読みどころは、わらを金に変える小人の歌と、三日のあいだに名前を当てられるかどうかの駆け引き。お妃がわざと JOHN、TOM と外してから本当の名前を口にする場面は、思わず笑ってしまう名シーンです。結末も見どころの一つで、テイラー訳では、名前を当てられた小人は怒って床を踏み抜いたあと、その場から逃げ去ります。後のドイツ語版で知られる結末とは違うので、ほかの版を知っている方は比べてみてください。Good morrow(おはよう)、my good lass(お嬢さん)のような古風な呼びかけも、昔話らしい響きとして楽しめます。
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