LITIM — Concept
「いつか話せるように」と思い続けて、何年が経っただろう。
それなら、確実に伸びる「読む」と「聞く」に集中しよう。
時間をかけて英語に慣れるための、新しいアプローチ。
Why we built this
多くの時間とコストを費やしたのに
オンライン英会話を数ヶ月続けた。ほんの少し話せるようになった気がしたけれど、それはストーリーの決まった限定的な会話の中だけ。レッスンが終わってしばらくすると、うまく言えたはずの表現もすぐに出てこなくなる。
- 話す力は、実際に話す機会があってこそ伸びやすい。 日常の中で英語を話す相手や場面が少ないと、どうしても後回しになってしまう。
- 接客のように、ある程度決まったやりとりなら覚えて対応できることもある。 でも、自分の気持ちを伝えたり、その場で自然に言葉を返したりする会話は、また別の力が必要になる。
- 今は、テキストでのやりとりならAI翻訳がかなり助けてくれる。 だからこそ、「自分は英語で何を伸ばしたいのか」を、いちど落ち着いて考えてみてもいいと思った。
しかし「読む」と「聞く」は確実に成長していた。なぜか?
それは単純に、ボキャブラリーが増えたからだ。
The insight
成長していたのは、ずっと「読む」と「聞く」だった。
これまで英語学習では、「話せるようになること」に意識が向きがちだった。 でも実際に少しずつ積み上がっていたのは、「読む」と「聞く」だった。 リソースをどこに集中させるか、改めて考えてみる価値がある。
それなら、確実に前に進みやすい「読む」と「聞く」に、まずは力を注いでみよう。 そして、その中で無理なく語彙を増やしていく方法を考えよう。
なぜAppleやBananaは日本語に翻訳しなくても理解できるのに、 mitigateやvindicateはいつまでも覚えられないのか?
たぶん理由は、とてもシンプルだ。 その単語を使う場面がまだ自分の中に育っていないから。 身近に感じにくく、優先順位も上がりにくいから。
場面の見えない単語を、ただ覚えようとするのはしんどい。 覚えにくいのは、努力が足りないからではなく、 単に結びつく文脈が少ないからかもしれない。
Our approach
単語を、文学作品の中で出会うものに絞る。
文学作品に出てくる単語は、必ずその作品の中に居場所がある。 少し難しい単語でも、場面や感情、流れと一緒に出会えば、意味が残りやすい。 単語カードで切り出された言葉より、物語の中で出会った言葉のほうが、記憶に残ることがある。
学習の流れ
The name
なぜ「Literature Immersion」なのか
Immersion――没入、浸ること。
言語を「学ぶ」のではなく、言語の中に「浸る」こと。 テキストを眺めるのではなく、物語の世界に入り込むこと。 LITIMは、英文学という豊かな世界への没入を通じて、 英語が自然に身体に染み込んでいく体験を目指しています。
単語帳を作るのでも、文法を解説するのでもない。 物語を読み、解説を聴き、登場人物と時代を共に過ごすうちに、 英語があなたの中に根を張っていく。
"Literature Immersion" — 文学への没入。
それが、LITIMという名前に込めた思いです。
Honest about what we are
これは「3ヶ月で話せる」アプリではありません。
世の中には、たくさんの英語学習法や英語アプリがある。 その中で、このアプリが目指しているものは少し違う。
- × 短期間で英語が話せるようになることをゴールにしたアプリ
- × TOEIC・英検対策に特化したアプリ
- × ゲーム感覚の仕組みを中心に続けるタイプのアプリ
このアプリが目指しているのは、時間をかけて英語に慣れていくことを支えること。
急がなくていい。
焦らなくていい。
でも、少しずつ前には進んでいく。
これから先の時間の中で、自分の力をどこに注いでいくのか。
古典文学は、その答えのひとつになるかもしれない。
Your story
続けた先に、何かが変わっていく。
はじめの頃
知らない単語ばかりで、読み進めるのがしんどい。
最初のページを開くと、見慣れない単語が次々と出てくる。 意味を調べながら読む。それだけで精一杯。 でも、タップすれば意味がわかる。辞書を引く手間がなくなっただけで、少し前に進める。
「むずかしいけど、なんとか読める。」しばらくして
タップしなくても、わかる単語が増えてきた。
一度出会った単語が、また出てくる。 今度はタップしなくても意味がわかる。 解説を聴いていると、物語の背景が見えてくる。 英語がただの「文字の列」ではなく、意味のある言葉として感じられてくる。
「あ、この単語また出てきた。覚えてる。」読み進めるうちに
英語を日本語に置き換えなくても、わかる感覚が生まれる。
"cold and wet" を読んで、寒くて湿った夜の空気が浮かぶ。 翻訳している感覚がない。英語が、英語のまま届いてくる瞬間がある。 それはとても小さな変化だけど、確かに何かが変わったと感じる。
「日本語に訳さなくても、なんとなくわかった。」作品を読み終えた頃
英語への恐怖がなくなっていた。
以前は英語のページを開くだけで、なんとなく身構えていた。 でも今は違う。難しい文章でも、とりあえず読み始められる。 わからなくても、なんとかなると思えるようになった。 英語が、怖いものではなくなっていた。
「英語を読むことが、怖くなくなった。」日常が、少し変わっていた
英語が、生活の中に自然に溶け込んでいた。
海外のニュース記事を、以前より少し長く読めるようになっていた。 英語の映画を観るとき、字幕を追う速さが変わっていた。 外国人と話す機会があったとき、以前ほど身構えなくなっていた。 劇的な変化ではない。でも、確かに何かが違う。 英語が「勉強するもの」から、「使うもの」に近づいていた。
「気がついたら、英語が少し身近になっていた。」